news

オフィシャルファンクラブ「and」会員限定イベント ― 小林愛香 新曲お披露目会『and more』 ― << オフィシャルレポート >>


2026年6月24日 東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGEにて、
声優アーティスト 小林愛香のオフィシャルFC ”AND” 会員限定イベント
ー 小林愛香 新曲お披露目会『and more』 ーが開催された。

今回はタイトル通りおよそ2年ぶりとなる小林の新曲が発表されたほか、
新情報の告知もあるなどプレミアムなイベントとなった。
その模様をこの日のMCを担当した筆者=澄川龍一の視点でレポートしよう。

 定刻を迎え、この日の主役である小林を呼び込むために筆者がステージに立ったのだが、
ステージ上から見たこの日のフロアは実に多くのLiand=ファンの姿で埋め尽くされるという圧巻の光景。
平日夜ながら小林の新章をいち早く目撃しようと、開幕から期待感で充満しているといった印象だった。

 そんななか「NO LIFE CODE」に乗せて小林が登場。
”お披露目会” と冠したイベントもあって、この日の小林は黒のシックなドレスで、
また新曲が発表されることもあってワクワクと少々の緊張が入り混じった様子。
端から端まで、また奥のLiandに向けて手を振ってご挨拶のあとは、
まずは新曲発表に先立って小林のバイオグラフィーを改めて振り返るトークパートがスタートした。


バレエ、ヒップホップダンスを習っていた幼少時のエピソードから、
TVアニメ『フリージング』EDテーマ「君を守りたい」にて十代での歌手デビュー、
彼女にとって欠かすことのできない『ラブライブ!サンシャイン!!』では
ヨハネこと津島善子役での声優デビューやAqoursとしての活動を振り返る。
そして彼女の音楽活動で欠かすことのできない2020年からスタートしたトイズファクトリー
でのソロキャリアまで、小林が音楽とライブを通して何を思い、
そして何を伝えようとしているのかが改めて語られていった。

ここでのトークは彼女の音楽キャリアを振り返るという、Liandたちがよく知ることばかりではあったが、小さい頃のダンス経験やこれまでの彼女の音楽の引き出しという出来事それぞれが、のちに発表される
あらたな音楽キャリアのヒントにもなっていたことが興味深い。

 そしてトークパートも終わり、ここからはライブコーナーがスタート。
ここで披露されたのは2020年からのソロキャリア、その幕開けの曲となった「NO LIFE CODE」だ。


現在の小林のライフワークであるライブ、その魅力を凝縮したようなロックサウンドと、
観客を巻き込んで高まる熱量はこのイベントでも健在。フロアを一気にライブモードに塗り替えていった。ちなみに筆者はここでステージを降りて、客席後方からそのステージの模様を観ていたのだが、
小林のエネルギッシュな歌唱やステージングもさることながら、
曲がスタートした瞬間の観客からの爆音のシンガロングやジャンプなど、
会場一体となった熱量は彼女とLiandたちが培ってきた小林愛香の “音楽”そのものなのだと感じさせる。

 そのまま続けて披露されたのは、『ラブライブ!サンシャイン!!』公式スピンオフ作品
『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』から「幻日ミステリウム」


ライブパートの前に小林の口からこの曲のタイトルが口にされると、
客席からは悲鳴にも似た歓喜の声があがったのが印象的だった。
小林にとってのターニングポイントである『ラブライブ!サンシャイン!!』の、
自身が演じるヨハネが主役となった『幻ヨハ』の楽曲が彼女ひとりで歌われるという特別なシーンに、
観客も時折息を呑むようにそのステージを見つめ、そして曲が終わったあとの熱狂的な大歓声に包まれる。

わずか2曲のステージながらも、改めて小林がソロとユニットそれぞれで作り上げてきた音楽が
多くの人たちを魅了してやまないことを再確認させるには十分すぎる時間であった。

 そんなライブパートを終えて再び澄川とのトークパートでライブを振り返ったあとは、
いよいよこの日のメインコンテンツとなる新曲発表の場へと移る。

小林もいったん退出したあと、誰もいないステージの後方に映像がうつし出される。
まずは新アーティスト写真が公開。
青色のロングヘアーの小林がキリっとした眼差しを見せるクールな写真にまず大きな歓声がおこると、
続いてレーベルをランティスに移籍するというアナウンスがなされる。

次々と公開される情報にどよめきと歓声が入り混じるなか、
続けざまにレーベル移籍第1弾の楽曲として「BLUE MAGIC」がリリースされるという、
ついにファンが待ち望んだ発表がなされた。


客席がざわつくなか依然として暗転したステージ上に目をやると、
そこに小林とふたりのダンサーがゆっくりと登場。一挙に雪崩れ込んだ情報を整理する間もなく、
なんとそこでその新曲「BLUE MAGIC」が披露されることとなった。
ステージ上で展開されたのは、ハードかつメロディアスなエレクトロニックサウンドに乗せて
ダンサーと息のあったダンスを見せる小林の姿だ。

そして続いて耳に飛び込んできたのは小林による歌唱だ。
近年のソロキャリアでは見られなかったシリアスかつ情熱的なボーカルはトラックやダンスと相まって
大きなインパクトとなって押し寄せる。正真正銘このとき初めて聴くこととなった小林のあらたな楽曲に、観客も熱狂しつつも同時に真剣に受け止めているような、まさに初披露らしい光景が広がっていく。

およそ3分あまりのパフォーマンスを終えたあとは会場に割れんばかりの、
掛け値なしにこの日いちばんの大歓声が鳴り響いた。
まさしく小林愛香の新章の幕開けに相応しい歴史的瞬間となった。


 突然の新曲、しかもライブでの披露に会場も騒然となるなかで、
ステージ上ではふたたびトークパートへ。
ここではあらたなレーベルであり、Aqoursの一員として10年以上信頼を重ねてきたランティスだからこそ実現できたサウンドであること、同時にだからこそダンスも含めてみずからアップデート
を望んで取り組まれたことが語られる。そんな「BLUE MAGIC」へと込めた思い、
そしてここからあらたなフェーズへと突入した自身の音楽キャリアのこれからについて力強い言葉が口にされていった。


 あらたなレーベル、そして「BLUE MAGIC」という新曲でもっていよいよ幕を開けた小林愛香のネクストステージ。
それは自身の数ある引き出しのなかの新しいひとつであることと、
一方それはこれまでの音楽キャリアも踏みしめながらのものであるということが提示された。
これから先も彼女らしいワクワクさせる、楽しい瞬間が待っているはずだ。
まずはすでに配信が開始された「BLUE MAGIC」を存分に楽しみながら、
9月16日リリースとなる本曲を含む3曲入りのシングル、
そしてその先の彼女の音楽活動に期待していこう。

澄川龍一